コロナに負けない免疫力は身体で作れる!!
様々な環境が変わる自粛生活もありこんな状態になっていませんか
・昼夜が逆転して眠れなくなった
・家でずっと座っていたので身体が固まりストレスを感じる
・外に出ても、気を使わなければいけないことが増えて疲れた感じがする
テレワークでずっと同じ姿勢をしていたり、家にずっと子供がいてもやらなければいけないことが多くて、気疲れをすることが多かったのではないでしょうか?
今回は、ウィルスと戦える身体づくりとは何かをお伝えしていきます。
最近話題になっているコロナウィルスも例外ではなく、どのような状態であればウィルスに負けない身体なのかをお話ししていきます。
それには、体温調整に密接な関係があるので、まずは体温についてお伝えしていきます。
みなさんは、自分の体温をご存知ですか?
60年前の日本人の平均体温は36.9度もあったという調査結果があり、そして、2012年に日本人300人の平均体温を測る企画で調査したら36.2度だったという結果が出ています。
その違いは何かというと60年前は今のようなワークスタイルではなく、第二次産業、物作りが主要だった時代になります。
今は、ビルの中でPCを取り扱った仕事も増えたり、分業化も進み全て効率よく立ち回れるようなスタイルでデスクで、仕事をしている方もたくさん増えて以前のような運動量がなくなっています。
現代は、以前に比べて活動量が減ったことで平均体温も低くなってしまっている状態になります。
中には35度台の方も見られ、35.5度あたりになってしまうと低体温と呼ばれています。
ちなみに34度になると生命活動のギリギリのラインで、山や海で遭難したりして、救助された方などは自分で体を動かすことができない状態になります。
普段は、出勤や帰宅の際にある程度歩かれる方、仕事中に動き回る方はまだ良い方ですが、家に篭るようなことが起きてしまうと、ますます身体の中も活動が鈍くなってしまいます。
これらの状態が続くと低体温化と共に免疫力低下にも関連しています。
環境の変化や生活リズムの乱れ、過度なストレスが起こることは体調不良をもたらし(ホルモンバランスなど)、日々のパフォーマンス悪化の原因にもなりかねません。
一般的には・・風邪を引いたり、頭痛、腰の痛み、胃腸の問題、不眠など一般的な対処としては、風邪薬、胃腸薬や痛み止めを飲みながら症状緩和を待ちますが、根本的な解決ではないと思ってください。
ネットを見ていると、食べ物、飲み物、運動、お風呂など様々な対処法が載っていますが、こちらも食べ続けたり、飲み続けなければならなくなります。
原因となる状態は
一般的には、体温が1度下がると免疫力が30%下がると言われていることから、風邪やインフルエンザにかかりやすい状態になっています。
ウィルスによリ自粛などで会社や職場の環境が変わったり、感染の拡大と第2波の不安や家族の心配、物理的な距離感への気疲れなどで筋肉などの緊張状態続くと体温低下に伴い、免疫力低下を引き起こしやすくなります。他にも花粉症、敏感肌、鼻炎など体内に入り込んでしまうアレルギー物質にも過剰に反応しやすくなってしまうこと、代謝が低下し肥満の原因や身体の疲れも残りやすくなってしまいます。
皮膚のターンオーバーにも影響しやすく、肌あれ、黒ずみ、抜け毛のリスクも出てきますし、他にも、体温を上げようと体内のホルモン分泌が過剰になり、痛みを引きを起こす成分が頭痛を引き起こす原因となっています。
ですが、元々の体温が低い人もいらっしゃいますし、体温自体個人差も必ずあるものです。自分を世間の平均の数値に合わせる必要もありません。ずっと高い体温が身体にいいかというとそういうわけでもないのです。
体温の変動には、体にとって重要な役割
例えば、運動する時に準備運動をして身体を温め、パフォーマンスを上げられる状態にします。
スポーツなど試合前の状態で興奮状態が長く続くと身体が疲れやすくなってしまうので、リラックスしようとするということはありますが、休もうとする時は必要以上に体温を上げるのではなく、落ち着いた体温でいる方がよっぽど身体が休まる状態です。体温とはそういった自分のいる境遇にも合わせて変化しています。
つまり、環境に適応できる身体の状態でいることが一番大切になり、体温を常に高くすることが必要なのかというとそれもまた状況によってきます。
必要な時に対応できること
カイロプラクティックでは、身体の機能である免疫力を向上させることを目的としたアプローチが出来ます。
自律神経に調整を行うことで過剰な低体温になることを防ぎ、免疫細胞の活性化を促すことで外のウィルスに対抗できる身体を作ることができます。
ここで重要なのが、カイロプラクティックとは脳と神経の専門性に特化しています。
血液の中には外から入ってくるウィルスを排除する「自然免疫」と呼ばれるシステムがあり、その免疫細胞の主な活動場所は血管の中、血液の中で行われています。
必要な時に血流を高め、体温を上げることができれば身体の機能は向上し、免疫系の活動能力も上がり体内から改善が見込めます。
確かに体温は免疫系と大きく関わっています。ですが、人の身体は外の環境に適応できるように作られているのです。必要な時に必要なだけ身体が反応することが出来れば、無理やり体温を高温に保つ必要は必ずしもありません。低体温とは、うまく体温を調整できない状態を指しています。
一つの問題に対して、何か対処をして、もう一つのことが起きたらまた新しい対処方法を探していくと限りがありません。
まずは、自分の身体の中に対して意識を向けてみることが大切になります。
なぜ、風邪のウィルスやインフルエンザなども症状が強く出る人出ない人、なる人とならない人がいるのか?など問題の本質を理解することで、一緒に暮らしている家族や仲の良い友人と不安のない生活環境を作っていくことができるようになります。